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2007年4月16日 (月)

『奇想の図譜』(辻惟雄/ちくま学芸文庫)

『奇想の図譜』(辻惟雄/ちくま学芸文庫)

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目次

I 自在なる趣向

 北斎のワニザメ  9
 波の変幻  39
 浮世の眺め--船木家本「洛中洛外図」  70
 「からくり」のからくり  103

II アマチュアリズムの創造力

 若冲という「不思議の国」--「動植綵絵」をめぐって  125
 稚拙の迫力--白隠の禅画  155
 写楽は見つかるか?--ある架空の問答  193

III 「かざり」の奇想  231

  あとがき  295
  文庫版あとがき  298
  解説 イメージの源泉(池内紀)  300

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カバー折り返し

辻惟雄(つじ・のぶお)
1932年、名古屋生まれ。美術史研究家。東京大学大学院美術史博士課程中退。東京国立文化財研究所美術部技官、東北大学文学部教授、東京大学文学部教授、国立国際日本文化研究センター教授、千葉市美術館館長、多摩美術大学学長などを歴任。ユニークな視点で、従来あまり注目されてこなかった日本人の美意識、日本美術におけるエキセントリックな表現や「かざり」「アニミズム」などの遊びの精神の発掘を行なう。『奇想の系譜』(ちくま学芸文庫)、『日本美術の表情』(角川書店)、『「かざり」の日本文化』(角川書店)など著書多数。

カバーデザイン 神田昇和
カバー図案 「黒黄羅紗地御神火文様陣羽織」(部分、大坂城天守閣蔵)

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カバー裏

日本の美を貫くモチーフはなにか。『奇想の系譜』でセンセーションを巻き起こした当代一の美術史家が、縄文土器以来の歴史を渉猟しつつ、日本美術の独創的なおもしろさを掬いとり、その源泉を探る。をこ絵、絵巻、屏風絵から若冲、白隠、写楽、北斎の作品まで、そこに伏流する日本人の好奇心、奔放で闊達な「あそび」の精神、現世を金色の浄土に変化させる「かざり」への情熱を縦横に論じる。奇想から花開く鮮烈で不思議な美の世界へ読者をいざなう、刺激的な日本美術案内。図版多数。 解説 池内紀

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奥付

奇想の図譜きそうのずふ
二〇〇五年四月十日 第一刷発行

著者 辻惟雄(つじ・のぶお)
発行者 菊池明郎
発行所 株式会社筑摩書房
ISBN4-480-08909-8 C0171

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