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2007年7月 8日 (日)

『遊びと人間』(ロジェ・カイヨワ/講談社学術文庫)

『遊びと人間』(ロジェ・カイヨワ 多田道太郎・塚崎幹夫訳/講談社学術文庫)

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目次

日本版への序文……3

序論……13

第一部

一定義……30

二分類……42
 (イ)基本的範疇……46
 (ロ)喧噪から規則へ……67

三遊びの社会性……82

四遊びの堕落……89

五遊びを出発点とする社会学のために……108

第二部

六遊びの拡大理論……126
 (イ)ありえない組み合わせ……128
 (ロ)偶発的な組み合わせ……129
 (ハ)根源的な組み合わせ……131

七模擬と眩暈……138
 (イ)遊びと文化の相互依存……139
 (ロ)仮面と失神……147

八競争と偶然……167
 (イ)変遷……170
 (ロ)能力と運……185
 (ハ)代理……201

九現代社会への再湧出……216
 仮面と制服……217
 縁日……220
 サーカス……225
 空中サーカス……227
 人真似し茶化す神々……228

補論

一偶然の遊びの重要性……236

二教育学から数学まで……262
 1教育心理学的分析……264
 2数学的分析……277

三遊びと聖なるもの……286

参考資料……306
 昆虫における擬態……306
 メキシコの「ヴォラドレス」における眩暈……310
 オマキザルにおける破壊の喜び……311
 スロット・マシーンの発展、それの生んだ熱狂……312
 偶然の遊び、星占いと迷信……322
 蟻の「麻薬」嗜好……323
 成人儀礼のメカニズム……324
 仮面による政治権力の行使……327
 スターへの同一化の強さ。
  たとえばジェームス・ディーン崇拝……329
 秩序ある文明の中への眩暈の再湧出。
  一九五六年十二月三十一日、ストックホルムの事件……331
 仮面、恋の手管と政治的陰謀の道具。
  秘密と不安の象徴。すなわちそのいかがわしい性格……334

訳者解説--ホイジンガからカイヨワへ……340
遊びを考えるための文献リスト……367
訳者後記……372
遊びへの索引……389

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カバー折り返し

カバーデザイン 井上正篤

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カバー裏

なぜ人間は遊ぶのか。人は夢、詩、神話とともに、遊びによって超現実の世界を創る。現代フランスの代表的知識人といわれるカイヨワは、遊びの独自の価値を理性の光に照らすことで、より豊かになると考え、非合理を最も合理的に語ってみせる。彼は、遊びのすべてに通じる不変の性質として、競争・運・模擬・眩暈を提示し、これを基点に文化の発達を考察した。遊びの純粋な像を描き出した遊戯論の名著。

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奥付

カイヨワ(Roger Caillois)
フランスの作家・批評家(1913〜1978)。広い知識に裏づけられた多くの評論を発表。著書は『神話と人間』『人間と聖なるもの』など。

多田道太郎(ただ みちたろう)
1924年京都に生まれる。京大文学部卒。京大教授を経て現在、明治学院大学教授。学術文庫に『複製芸術論』『身辺の日本文化』がある。

塚崎幹夫(つかさき みきお)
1930年神戸市に生まれる。京大文学部卒。富山大学教授。主著『星の王子さまの世界』、訳書、カイヨワ『文学の思い上がり』などがある。

遊びと人間
ロジェ・カイヨワ/多田・塚崎訳
1990年4月10日 第1刷発行
2004年12月1日 第21刷発行

発行者 野間佐和子
発行所 株式会社講談社
装幀 蟹江征治
印刷 株式会社廣済堂
製本 株式会社国宝社

ISBN 4-06-158920-2
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