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2006年8月16日 (水)

プライスコレクション3

  三度目のプライスコレクション展。前回よりは空いていたが、若冲のコーナーはかなり混んでいたので今回もさっと流し、蘆雪の作品を中心におさらい鑑賞。もうしばらくは会えないんだろうなあ。
   展示後半の、光の演出のあるコーナーはすばらしい大作が並んでいるにもかかわらずなぜか毎回空いていてゆっくり鑑賞できた。半分回ったところで売店があるのでそこで終わったと思って帰っちゃう人もいるのだろうか(ぼくはとりあえずひょうたんに頼まれていた「鳥獣花木図屏風」のカードを購入しました)。
  三回も訪れて初めて気づいたのは葛蛇玉「雪中松に兎・梅に鴉図屏風」の左隻のカラスがぐいっと身を翻して飛んでいたこと。展示後半なのでぼくもこのあたりは流してしまっていたみたいです。右隻のウサギは、そのまんま松の木にしがみつくウサギととらえても面白いが、雪と闇の世界のカラスとウサギを描いた画題からして、もしかするとカラスもウサギも雪と闇が生み出す幻想なのかも知れない。ならはウサギだって木登りくらいするだろう。
  今回のお気に入りベストスリーは
・ 長沢蘆雪「猛虎図」の画面からはみ出しそうになって慌てて戻ってきた尻尾の先の黒。
・森狙仙「梅花猿猴図」の細い細い梅の枝と画面全体を下から支えるぶっとい折れ枝。
・長沢蘆雪「白象国牛図屏風」のころころ犬の横座り。
  でした。

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