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2006年8月23日 (水)

脳の中の小さな神々

  ちょっぴり読み残していた『脳の中の小さな神々』(茂木健一郎/柏書房)を読んだ。どこから手をつけていいのかわからないほどややこしい脳の問題だが、本書では対談形式をとることで、脳研究の論点をわかりやすく浮かび上がらせている。また、脳研究の歴史的な流れを概観しているので、入門書としても最適だと思います。
   でも本書の一番の読みどころは一番最後の特別講義。「脳の中の小さな神」で表現される「メタ認知的ホムンクルスのモデル」こそが、現在我々がかろうじて手にしている脳の不思議を解くための出発点なのだという。主と客が未分離のその世界を「禅」であると片づけてしまうのは簡単だが、客観的な科学で「わたし」の謎が解けないように、「禅」で神経のネットワークの秘密がわかるわけでもない。ほんと、脳の秘密を解くには、これから先100年かかるかも知れないなあ。

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