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2006年11月30日 (木)

『新古代学の視点--「かたち」から考える日本の「こころ」』

  『新古代学の視点--「かたち」から考える日本の「こころ」』(辰巳和弘/小学館)を読み終えた。“「前方後円墳」という従来の呼称はまったく適切ではない。「壷形墳」とでもすべきである。”という著者の主張が物語るように、従来は見過ごされがちだった古代人の「こころ」を、さまざまな「かたち」(考古資料)から読み解いていく、なかなかエキサイティングな本だった。勾玉、矢、袖振り、舟形木棺……。さまざまな「かたち」から、不老長生や一族の繁栄、壺の中のユートピアへのあこがれなど、古代人の心が伝わってきて、古墳時代がぐっと身近に感じられました。
  酔芙蓉の花がぽろっと地面に落ちていた。月を拾おうとしたのかな。

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