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2007年5月28日 (月)

17歳

  『17歳のための世界と日本の見方』(松岡正剛/春秋社)を読み終えた。学術の分野で専門化が極端に進み、同じ学科ですら話が通じないことも多いとはよく聞くが、それは何も学術研究に限ったことではなく、ひとびとの生活スタイルや遊びだって、ずいぶんと細分化している。それはそれでいい面もあるのだろうが、しかしそれに留まっていては社会を揺るがすような、ダイナミックなムーブメントはなかなか起きにくいように思います。 
  『17歳のための〜』の読みどころは、人類の進化とことばの起源をつなぎ、バロックと織部を結ぶような、ジャンルの枠にとどまらない大胆な関係性の発見を提唱しているところ。それこそまさに「編集」の面目躍如といったところなのです。17歳がすでにふたりと半分くらいはいるほどの年齢に達したこのぼくだけど、この本を読むことでバラバラの知識が有機的に結びつき、さらに新しい関係の対角線がかいま見えたように思います。ちなみに装丁は超短編マッチ箱でもおなじみのお美柑和俊さんです。

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コメント

ヤバイ・・話が難しすぎます。
けど、さすがメディカルの教授であります。
わからない単語いっぱい・・・。
教授・・もっとお手柔らかにお願いします!!

> 麻衣さん

17歳のための本なんだからオマエモヨメ!

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『17歳のための世界と日本の見方 セイゴオ先生の人間文化講義』(松岡正剛/春秋社) --- もくじ 第一講 人間と文化の大事な関係……3 「関係」は変化しやすい◎「編集」とは何か 「情報」を区切る◎聞こえない風鈴--文化感覚距離 ノックの文... [続きを読む]

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