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2007年8月19日 (日)

忘れられた日本人

  植木屋さんが来て、わが家の庭もさっぱりと明るくなった。しかし見通しが良くなると、柿の実がひとつしかなってないことや、モクレンの幹が太くなりすぎて、フェンスに食い込んでいることなども判明。すべてが白日の下にさらけ出されたのです。
  『忘れられた日本人』(宮本常一/岩波文庫)を読み終えた。この本で宮本常一のやっていることは上からの視点の民族学というよりも、庶民の暮らしの内側から、その生活のいちいちを細かく記録しようとすることにあるように思えます。しかしその“部分”から、(とくに西日本在住の)日本人のふつうの暮らし“全体”も、なんとなく浮かび上がってくるように感じました。「土佐源氏」をはじめとする開放的な性の話もおもしろかったが、とくに宮本氏自身の祖父について語った「私の祖父」の章が、何ともいえないやさしさにあふれていてすばらしいエッセイだと思いました。

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