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2007年12月10日 (月)

ぞうのさんすう

  ミツバチさんに教わった絵本『ぞうのさんすう』(ヘルメ・ハイネ/あすなろ書房)を読んだ。モノクロの画面はシンプルだけど、ゾウの造型が目を引くのでそれほど地味な感じは受けません。ゾウはほとんど黒一色の塗りつぶしで、目、牙、足の爪だけが白く塗り残されています。それでもなんとなくかわいく感じるのは、足が常に二本しか表現されておらず、しかもその爪はゾウがどの方向を向いても正面を向いているという、大胆な省略のおかげではないかと思います。
  内容はちょっと理が勝ちすぎているようにも思いますが、死を描きながら、まったく話が湿っぽくなっていないところがすばらしいと思いました。なにより「うんこ」でもってすべての生の活動を象徴させているのですから、大胆きわまる作品といっていいでしょう。子供はうんこ大好きですしね。もしかすると『100万回生きたねこ』がどうも苦手だというひねくれたひとに、おすすめかも知れません。

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