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2009年12月 6日 (日)

なんとかなった文学フリマ

  今回制作した冊子は『タカスギシンタロ超短編集[空]』。文字通り「空」を題材にした超短編を集めたものです。そもそも超短編は短いけれど、それぞれがひとつの世界を持った「ものがたり」なので、いろんなテイストの作品がたくさん集まると、少々読むのに疲れてしまう傾向があるようです。それを避けるために、今回は「空」というテーマでくくってみました。さらに、作品のあいだに多層的なつながりをだすため、同じモチーフの作品を繰り返し載せたりと、おひげにしては工夫しております。
  といった感じの作品集なのですが、本来なら土曜日に届くはずのブツがいっこうに届きません。せめて日曜の午前中に届いてくれれば……と思っていたのですが、けっきょく届いたのは文学フリマ当日の午後一時半。あわてて家を出たものの、蒲田の文学フリマ会場に到着したのが午後3時。本田モカさんは、わざわざおヒゲスペースを開けて待っていてくださったのに、残すところ一時間しかありません。ありがとうごめんなさい。そんなわけで、冊子を何部か置かせていただいて、あらかじめ目をつけていたブースを手早く回りました。
  今回手に入れた冊子は、本田モカさんの「うさぎセット」(『化猫珈琲店』を含む豪華セット)、葉原あきよさんの『赤い糸白い糸』(表紙がフラジャイル!)『おいしい食卓の作り方』。影山影司さんのヨッパライ・フリーペーパー『Beer Vodka Campari Zubrowka 』、ての☆ヲタ連による『へんぐえ』(妖怪解説二次元バーコードつき)、monさんの『はるのおくりもの』『いぬのおしえ』(綴じ糸の色づかいがおしゃれ)、ぶりおさんの『闇の森』(テキストとイラストの距離感が良い)、モグさんのフリーペーパー『ネイティブおかやまン』(わしも岡山におったんじゃけーどのー)、みじんこさんのフリーペーパー『まんまみじんこ洞しんぶん』(紙を折るだけでもすてきな冊子に!)、倉田たかしさんの正二十面体小説『さがさないでください』(ボクもかつてこういうのやろうと思ったけど技術的に無理でした)『紙片50』(今回のめっけもん。すばらしいセンス。超オススメです)。いっしょにいったあちゃこはぷひぷひさんのところで『世界最古のもの』を入手してご満悦でした。
  といった具合で、一時間も会場にいなかったにもかかわらず、いつもより収穫が多かったような気がします。モカさんのブースに戻ってボクの本を回収。わずかの時間にもかかわらず、モカさんをはじめ超短編作家のみなさんに何冊か買っていただいたようで感謝です。その後、みねぎしのライブに行こうと皆を誘いましたが、結局行くと言ったのはsleepdogさんだけでした。
  ingoingライブが行われる大塚へ移動。ありがたいことに物販のスペースを使わせてもらえたので、ここでも何冊か冊子が売れました。はやかつさん、やまなかのおともだち、ありがとうございます。ライブの合間にちょこっと超短編の宣伝もさせていただきました。いよいよingoingのライブ。ずいぶんひさしぶりのingoingですが、新曲は2年間で一曲しか作っていないと言うことで、ほとんど聴いたことある曲ばかり。新曲は前の日の電話でみねぎしに「どうせ5拍子の曲なんでしょ」といったら「なんで知ってるんだ!」と驚かれたという、イントロが変拍子の意欲作。少々練習不足で曲が中断したりしたものの、なかなかカッコイイ曲でした。急きょビデオの撮影を頼まれたためにあまりライブそのものには入り込めなかったけど、ベース、ドラム、キーボードを引き連れてのingoingははじめてだったので、たのしかったです。このあとも、超短編集のイラストを描いてくれた戸賀崎さんに冊子を渡したりタイ料理を食べたりと大充実の一日。うちに帰ってぶっ倒れて寝ました。

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