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2016年9月

2016年9月20日 (火)

【募集終了】超短編イベント「声に出して読まれたいうのけブックス」開催のお知らせ

【募集終了】定員に達したため、募集を締め切ります。キャンセルが出た場合はまたお知らせいたします。(10/27)

栗田ひづるさんの朗読イベントを開催します

——うのけブックス立ち上げ記念——

□□声に出して読まれたいうのけブックス□□

  2014年のイベント「声に出して読まれたい超短編」でお世話になった、声優でナレーターの栗田ひづるさんが再び登場です。
  今回はうのけブックスの立ち上げを記念して『ピアノ』『不思議の国のアリスを超短編として読む』『幻色キノコ図鑑』の収録作品を栗田ひづるさんに朗読していただきます。また、事前に募集した超短編の優秀作品発表も行い、大賞受賞作品はご褒美として栗田さんに朗読していただきます。
 


□日 時:2016年11月12日(土)19:00〜21:00(開場18:30)

□会 場:銀盛会館(東京都杉並区西荻窪南2-18-4) google map

□ゲスト:栗田ひづるさん

□入場料:1000円

□定 員:30名

□予 約:参加希望者はタカスギシンタロまでメールでお申し込み下さい。氏名・人数をお忘れなく。また、イベント終了後、懇親会を開く予定です。参加希望者はその旨お知らせ下さい。

□メール:kotorinokyuden01@mac.com(タカスギシンタロ)

※メールをいただいた方には2、3日以内に返信を差し上げます。返信がない場合はメールが届いていない可能性がありますので、この記事にコメントしていただくか、twitter(@kotorigun)等でご指摘ください。

■イベント構成

1部:栗田ひづるさん朗読
休憩
2部:栗田ひづるさん朗読と超短編優秀作品発表

イベントにあわせて超短編の募集も行っています。テーマは三題噺「キノコ」「楽器」「指ぬき」です。詳しい募集要項はこちら

2016年9月 6日 (火)

『罪と罰』(タカスギシンタロ)三題噺「キノコ」「楽器」「指ぬき」作例

     罪と罰   タカスギシンタロ

 雨蛙の野郎が犯した「罪」に関しては直接聞くが良いさ。酔っぱらいさえすれば、いくらでも話してくれるよ。ただしやつはザルだがね。俺が話してやれるのはやつの「罰」の方だ。そう、蝦蟇の女王に賜った特別の刑罰さ。

 真夜中のこと。やつはキノコの傘に縛りつけられていた。一雨のあとキノコはぐんぐん成長し、やつのからだを持ち上げていった。刑場に備えつけられたイガグリめがけてな。キノコはぐんぐん伸びていく。やつのからだは持ち上がる。ついにイガグリが突き刺さり、やつは悲鳴を上げた。それこそが蝦蟇の女王が聞きたかった最高の楽器の音色だったというわけさ。
 しばらくして、やつは死体置き場でむくりと起き上がった。そして口からゲッと指ぬきを吐き出したのさ。指ぬきのおかげで栗のイガもやつの体を貫くことはできなかったんだ。もっとも胃には少々穴が開いたがね。

 ほら、やつが来たよ。ほんとに一杯おごる気かい? じゃあ俺たちはやつの腹の下で口を開けて待ってるよ。何しろやつはザルだからな。

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